サブカル野菜

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村上春樹と水野敬也から学ぶ!モテたければ魔法の言葉「わかるよ」を使おう。

みなさんは村上春樹の小説を読んだことがありますか?

 

読んだことがない人もいると思うので言っておきますが、上小説の主人公はふつうにモテます。さもそれがあたりまえのことであるかのように。何か顔がイケメンだとかそういう描写はないのですが、いとも簡単に女の子と寝てしまいます。

 

なぜだろう?とぼくはいつも思っていました。

読んだことがある男性読者なら一度は考えたことがありますよねきっと。

 

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クラシックやジャズに詳しかったり、バーによく行くという描写が多いのでそういう大人っぽいところに惹かれるのかなぁと初めは思っていましたが、そんな表面的な理由ではないのかもしれません。

 

yasaitarou.hatenablog.com

 日本のかっこいいジャズ・ヒップホップです。

気になった方は聴いてみてください。

 

話を戻すと、それに気づかせてくれた本が

 

 

この本になります。

普通だったらこんな難しそうな本なんか手に取らないのですが、帯に村上春樹という文字がちらっ見えて、軽く読んでみたらおもしろそうだったので購入しました。

 

実際のところ、村上春樹の事を取り上げた項目はほんの10ページ程度でしたがそれでも中々おもしろかったです。

 

「承認」の哲学ってどのような内容?

最近、よく承認欲求という言葉を耳にする機会が多くなったような気がします。

この言葉の承認という単語の意味は簡単に言ってしまえば、他人に認められるということを指しています。

 

しかしこの承認にもいろいろな種類があって、愛だとか、最近だとSNSでの他者からの反応などもその一つであります。

あとインスタ映えとかも。

 

それらを様々な思想家の考えなどを通して、分かりやすく人はなぜ承認を求めるのか?ということを説明してくれている本になっています。

村上春樹の「わかるよ」の凄まじい威力

実際の村上春樹の小説のシーンが取り上げられているのですが、その小説は

 

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

 

 

デビュー作でもある風の歌を聴けです。

女「今夜会えるかしら。」

主人公「いいよ。」

「8時にジェイズ・バーで。いい?」

「わかった。」

「・・・ねぇ、いろんな嫌な目にあったわ。」

「わかるよ。」

「ありがとう」

 風の歌を聴け より引用

 

この会話にまでいたる経緯を説明すると、

 

主人公がバーで飲んでいて、泥酔した女の子がいたのでしょうがなく家に送ってあげることにする。(下心はない)

昔、泥酔した友達をそのままにしていたらアルコール中毒で死んでしまったことを主人公は思い出し、朝まで看病してあげることにする。

朝になり起きると女の子は自分が裸でしかも知らない男が隣にいることに気づく。

主人公は女の子に何もしていない(本当に)事を話すが、信じてもらえない。

たまたま二人は再開し、女の子が何もしていないという本当だと知りこの会話に繋がります。

 

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でも結局この女性といいとこまではいくがあることが原因で関係を持つまではいきませんでした。

詳しくは小説を読んでみてください。

 

「わかるよ」と言うことで、「僕」は、向かい合う相手の心の状態をについての知識が無事正確に受け渡されたことを確認しているのではない。そうでなくて、「君(の心の状態)は、僕にとって、どうでもいい何ごとかなのではない」という関心の念を表明しているのだ。加えて、それに対するこちらの解釈も押しつけるつもりもないよ、という思いも。

 「承認」の哲学より 引用

 

わかるよ」=詳しく分かんないけど、ちゃんと関心(どうでもいいことでない)を持っているよ。

ということの表れなんですね。

じゃあ、「わかるよ」って言えばモテるかよ!って思う人の気持ちも「分かります」が

ここは先ほど言っていた、クラシックやバーによく行くなどの要素が絡んでくると思います。

 

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

 

 

こちらの小説では

なるほど。」二秒ほど置いてから僕は相槌を打った。そのころまでに僕は三百種類ばかりの実に様々な相槌の打ち方を体得していた。

1973年のピンボール より引用

 

このフレーズも「承認」の哲学に引用されていました。

 

相槌の数なんて数えたことないですが、300種類って多いですよね。そもそも数えようとしたことないけど。

 

つまり、バーに通いなれている雰囲気だったり、相槌、身振りなどが合わさった結果として、「わかるよ」という言葉が凄まじい威力を持つのではないでしょうか。

 

でも個人的に意外だったのは、相手の伝えたいことがよく理解できたうえでの「わかるよ」ではなくて、なんとなく関心あるよ程度の意味で「わかるよ」という言葉を使っていたという解釈ですね。

 

恋愛マスターの水野敬也さんも同じことを言っている?

 

LOVE理論

LOVE理論

 

 

さまざまな恋愛本を出していることで有名な水野さんですが、このLOVE理論という本でも同じようなことが書かれていました。

その名も

分かるよ理論です。

どういうものかと言うと、女の子を家に誘おうとしようとすると何かしらの理由を付けられて、断れてしまいますよね。(イケメンは除く)そこで水野さんは「分かるよ」を使えと言っています。

 

「ウチ来なよ」という誘いが断られたとしてもテンパらず、まずは「分かるよ」と、いったん相手の気持ちを受け入れるのである。

LOVE理論 より引用

水野さんも適当でいいからとりあえず「分かるよ」と言っておけということを言っていますね。

「分かるよ」と言った後に、何かしらの理由を付けてもう一度家に誘おうというのが水野さん流の「分かるよ」の使い方なのです。

 

LOVE理論は一応恋愛本となっていますが、水野さんの文章がほんとにおもしろくて読みやすいので、気になった方は読んでみてください

ただし全部水野さんのテクニックを真似たら大変な事になると思うのでそこだけは注意してください。

 

まとめ

結論としてはとりあえず、「わかるよ」と言ってみるのはアリなんではないでしょうか?

もちろんそれっぽい雰囲気を出すことも重要ですが、関心を持ってあげることがモテるためには最優先なのです、たぶん。

 

もし女の子に悩みを相談される機会があったら、まずバーに連れていってあげる。

そこでよく分かっていなくても分かっている振りをしながら「わかるよ」と言ってあげる。

 

そこからの展開の仕方は水野さんのLOVE理論で勉強しましょう。

 

女の子から悩み相談されることなんてめったにないけどなぁ。