サブカル野菜

気になる音楽、映画、本について。

村上春樹「ポートレイト・イン・ジャズ」を読んでの感想。音楽を文章で表現するのは難しいけど.......

こんにちは

今回は村上春樹の「ポートレイト・イン・ジャズ」を読んでの感想を書きたいと思います。

 

 Amazon.co.jpより

ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

ポートレイト・イン・ジャズ (新潮文庫)

 

 

この本の内容としては、ジャズミュージシャンを和田誠さんが書いたイラストと一緒に村上春樹を文章を書いたというものになっています。

 

この本の面白いところとしては、

音楽についての事を文章で描いているというところに尽きます。

 

そしてこの本を読み通して思ったのが、

  • 個人のブログの強みを生かすには主観的な文章を書くべき。
  • 自分の好きな事について書く方がやっぱり楽しいよね。

こちらの2点です。

 

個人ブログの強みって何だろう...

f:id:yasaitarou:20170909020336p:plain

 

ぼくはこの本をジャズの知識がほとんどない状態で読みました。

 

もちろんこの本を読む上で、ある程度ジャズに関して知識がある人が読めば、文章のみでも理解が深まったりするかもしれません。

 

しかしジャズを知らない人にとっては、こういう本を読むなら実際に聴いた方が早いだろう思っていました。

 

なぜかって、文章として読むよりも実際に音楽を聴いた方がはやいし、読むのと聴くのとでは受け取る情報に天と地の差があるからです。

 

でもそこはさすが村上春樹です。

文章でしか読んでいないし聴いたこともないのに、なんとなく伝わってくる。

 

このブログでも一応、音楽を中心に書いています。
村上春樹の文章ならまだしも、自分の文章なんて読むなら実際に聴いた方が早い。

 

でも村上春樹の文章を読んで自分の文章の拙さを再認識させられた一方で、文章で音楽を楽しめるのだということを知れたのも事実です。

 

このブログを始めた時には方向性なんてまったくといっていいほど考えていませんでしたが、この本がきっかけで少し見えてきました。

 

現在、様々な音楽に関するメディアが存在しています。そのようなメディアの情報の速さなどに、個人のブログが勝てるわけありません。

 

これは音楽ブログ以外のジャンルでも言える事です。キュレーションメディアなどと違いを生み出すためにはどうしたらいいか。

 

主観的に書くということについて

f:id:yasaitarou:20171014194942j:plain

そう考えてみるとやはり自分の思ったこと(主観的でもいい)を積極的に書くという事が重要なのだと改めて思いました。

 

音楽について書いているブログはたくさんありますが、同じアーティストやバンドであってもそれぞれの感じ方や考えが違うというところがあり、読んでいてとってもおもしろいです。

 

こういうことを書いていると大手のメディアが悪いみたいな印象を、持たせてしまうかもしれませんが、そうではありません。もしろ助けられているという面もあります。

 

例えば、〇〇がMVを発表した。〇〇が新しいアルバムを発表した。

などの正確で素早い情報を提供してくれるのは大手のメディアだと自分は思っています。


実際にそのような情報を元に「これ、いいな」となり記事を書くこともあります。

 

ブログをしている以上多くの人に読んでもらいたいという気持ちがあるのはみんなが思っていることだと思います。

 

しかし大手の真似をしても、勝てるわけがありません。

 

自分の視点を持った方がいいというのはおそらく色々な人が知っていると思うのでそれに付け加えるとすれば、好きなことについて書くということが重要になってくると思います。

 

好きなことについて書くと...

f:id:yasaitarou:20171206111347j:plain

 

というのも、この本を読みジャズの知識などはないものの村上春樹はジャズが大好きなんだろうなということが文章を読んでいて分かったからです。

 

yasaitarou.hatenablog.com

 
以前の記事でも紹介しましたが、村上春樹は自分の好きなものとの距離感に自分の癖みたいなものが現れるということを書いていました。

 

できるだけ更新しなきゃと思ってそこまで詳しくない音楽を紹介することがありますが、やはり書くスピードが遅いし、何よりも好きな事を書くよりも楽しくありません。

 

このことに関してはブログを運営するスタンスによっても変わると思います。
ぼくのスタンスとしては、好きな事も書きたいけど、なおかつ多くの人に見て欲しいと言ったワガママなスタンスです。


なので時には、詳しくはないけれどとりあえず記事を書いてみるということもあります。

 

こればかりは人それぞれだと思います。

なんにせよ、ブログを書くことに対して義務感を感じるほどまでにはなりたくないなと思っています。

 

まとめ

今回の記事で言いたかったことは

 

  • 個人のブログの強みを生かすには主観的な文章を書くべき。
  • 自分の好きな事について書く方がやっぱり楽しいよね。

ということです。

 

今度、この本で紹介されていたジャズミュージシャンの紹介もしようかなと思っています。

「ポートレイト・イン・ジャズ」気になった方は読んでみてください。